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小町のメルマガはタロットを裸にします!

小町のメルマガはほぼ日刊です。

私にも本業がありますので、完璧に毎日、メルマガを書くことは出来ませんが・・・

今回のブログは小町のメルマガの紹介です。

以下は小町のメルマガの本文です。

 

『意味を覚えない連想法タロットリーディング法を学ぶ以外に本物のタロットリーダーには為れないPART13』

副題:当たるタロット占いを本気でマスターするためにはPART1

前回までは「カバラとタロットの関係性」について解説してきました。

まだまだ先は長く続きます。

でも、結構、難しいんですよね。

読んでいる皆様も疲れるんじゃ無いかな?って思います。

そこで、カバラとタロットの関係の解説は1週間に1回の割合で語っていきたいと思います。

そこで、今回のテーマです。

『当たるタロット占いを本気でマスターするためにはPART1』と称しまして、タロットリーディングの基礎中の基礎を語りたいと思います。

タロット占いは絵柄の描かれたカードをテーブル上に複数枚展開して、その配置の定義ごとに解釈をしながら物語のようにリーディングして占います。

一般に「卜占術」といわれ、ルーンや易と同じ分類の占術ですね。

タロットは誰もが気軽に手に入れることができます。

通販でも書店でも売っていますよね。

しかし、いざ占おうとしても、なかなか上手く当たる占いができません。

私はタロットと35年の付き合いですが、最初は初心者のように、テーブルに並べられたカードを「1枚」づつ読んでいました。

本を片手に、無理矢理に意味付けをして、四苦八苦しながら占ったものです。

当たるタロットを目指すならば、まず「本を片手」にリーディングするのは止めましょう。

だって、意味がわからない?

何度でも言いますが、タロットに意味は存在しません。

タロットは17世紀末頃、フランスのマルセイユで盛んに印刷されました。

当時はカラー印刷の技術は難しく、印刷工房がマルセイユで発展したたためタロットデッキ(78枚のタロットのセットのことをいいます)が流通し出したのです。

タロットは「王侯」「貴族」「富裕層」の遊びのカードだったんですね。

今でいう「トランプ」です。実際にタロットの小アルカナは「トランプ」の原型になっています。

カップは「ハート」、ワンドは「クラブ」、ソードは「スペード」、ペンタクルは「ダイヤ」となりました。

タロットには元々、カードの意味が無かったわけです。

タロットに意味をつけていたったのは、後世のオカルティストやタロッティストたちです。

意味の無いタロットに無理矢理、意味付けしても当たるわけがありませんよね。

もちろん、逆位置だってありません。

※「逆位置」については別の章で詳しく解説したいと思います。

タロット占いを当たるようになりたければ、「意味」からの離脱が必要です。

タロットには「絵」が描かれていますよね。

仮に「骸骨」の写真があったとしましょう。その「骸骨」をみたとき、大抵は、「死」「終焉」「停止」「墓」「葬儀」などをイメージします。

また「可愛い笑っている赤ちゃん」の写真の場合は、「可愛い」「守ってあげたい」「成長」「やわらかい」「未来がある」というようなイメージを持ってます。

これがユングの元型論に記述されている「普遍的無意識」です。

世界中の人間が持っている普遍的無意識をイメージ化したものが、実はタロットには多く描かれているんです。

タロットの描かれている普遍的無意識たるシンボルを読むことがタロットマスターへの近道です。

言葉の意味から離れて、よく「絵」をみることですね。

絵の中には必ず、相談内容に相応しいシンボルとそのイメージがあります。

それを読むのがタロッティストの仕事です。

重要なのは「絵」の見方ですね。

皆様は美術館に行ったことがあるでしょうし、美術の授業でも絵画を見たことがあると思います。

下記はゴッホの「ひまわり」です。

非常に有名な絵画ですね。

ゴッホの「ひまわり」は何十もの作品があるのですが、今回はこの絵を観てみましょう。

「見る」「眺める」のでは無く、「観察」することです。

本来は「描写」をしてから解説したほうが良いのですが、今回は省略します。

この絵画は、全部で3つのひまわりが描かれています。

一つは「元気に伸び伸びと咲いている若いひまわり」ですね。

一つは「少ししなびた葉も枯れているひまわり」です。

一つは、「花びらは落ちて葉も枯れて種になっているひまわり」です。

背景は「緑色」ですが、ブルーが混ざっています。

花瓶も緑ですね。陶器であることはわかります。

樹の机の上に置かれているようです。

花瓶の緑色はひまわりの性格である「明るさ・元気」を反映させているようですね。

この絵のポイントは、3つのひまわりです。

「元気に伸び伸びと咲いているひまわり」は人間の生命の息吹そのものです。所謂、「生の謳歌」ですね。

「少ししなびたひまわり」は、「老い」です。

「枯れたひまわり」は「死」です。

「生・老・病・死」は仏教で謂う「四苦」です。

「生きる」

「老いる」

「死す」

この流れが人間の人生のプロセスです。

つまり、ゴッホは「ひまわり」を描いているのでは無く、「人間の一生」を描いているわけです。

このような絵画の観方をしなければ、タロットを読む事は出来ません。

では、どのようにすれば、このような絵の観方ができるのか?です。

ゴッホ「ひまわり」を漫然と観ていては無理です。

一つ一つの部分を観ていくのです。

すると、必ず、その部分(オブジェ・箇所)には、何かしらの言葉が浮かぶはずです。

例えば、今の場合は、「元気」「しなびている」「枯れている」という言葉ですよね。

ここから、「元気」とは「どのような示唆・意図・メッセージ」があるのか?と考えるコトです。

これは、「しなびている」「枯れている」と比較することで、連想し易くなります。

タロットリーディングは、「絵」というイメージを言語化する技術です。イメージは右脳が司りますが、言語は左脳が司ります。すなわち脳内では、右脳から左脳への変換となります。そのためには「知識」「記憶」が必要です。

皆様も是非、意味を覚えない「連想法タロットリーディング法」を取得して下さい。

【コラム】映画「ひまわり」を観た事がありますか?

イタリア・フランス・ロシアの合作映画の名作「ひまわり」ですね。

主演はソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニです。

監督はヴィットリオ・デ・シーカ、音楽はヘンリー・マンシー二ですね。あの名曲は忘れられません。

この映画も実はゴッホの「ひまわり」と同じです。

「生」「老」「死」が盛り込まれています。

ご覧になっていない方は是非、一度は鑑賞してみてください。

【コラム】大坂ではもうすぐ天神祭です。

大坂の天神祭は日本の三大祭ですね。

天神様とは、菅原道真のことです。

天満大自在天神というのが正式名称です。

菅原道真は、藤原時平の陰謀によって大臣の地位を追われ、大宰府へ左遷された道真は失意のうちに没しました。

彼の死後、すぐに、臣下の味酒安行が道真を天満大自在天神(てんまんだいじざいてんじん)という神格で祀られました。

日本人は祭り好きですね。

7月22日から天神祭キャンペーンを行いますので、是非、メルマガ・ブログをお読み下さいね。

こんな感じです。

非常に専門的な文章の場合もありますし、心理学的な解釈等、タロットリーディングの奥義を書いています。

是非、ご一読を!

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