タロットリーディングは意味を覚えてはいけない!!!!
タロットを学習方法は「意味を覚えろ!」「意味を暗記しろ!」です。

タロットの学習方法が未だに過去の遺産であるかのように、「意味を暗記」する事なのでしょうか?
タロットには元々、「意味」なんか無いのに関わらずにです。
タロットに「意味」が存在しない根拠は次の章で解説しましょう。
ここではタロットの意味を覚える学習方法の理由とその弊害を解説します。
「なぜ、未だにタロット学習方法は意味を暗記する」ものなのでしょうか?
理由は幾つかありますが、大きな理由を二つ解説しましょう。
実は・・・
タロットを学ぶ生徒さんの事は関係無いんですね。
教える側の都合です。
タロットを学ぶならば、「タロットスクールへの通学」「タロット講座の受講」「教材や書籍で独学」というパターンがあります。

教える側としては、大勢の生徒さんに画一的に一辺に教えたいわけです。
一人一人対応していえては、時間が掛かりすぎます。
一番の手段は「意味を暗記しろ!」と教えることです。
そこで生徒さんは、元々、意味の無いタロットの「意味為るもの」を必死に覚えます。
そうすれば、多くの生徒さんに一律で教えられますよね。
これは、多くのタロット講座でも同様です。
要は教える立場としては・・・「意味を覚えろ!」と教えた方がラクなんですね。
もう一点は「商業出版」の都合があります。
これは「書籍や教材」を購入して独学するケースですね。

「商業出版」は儲からなければいけません。売上が上がらなければ、すぐに絶版になってしまいます。それでは出版社は困るんですよ。
仮に。
私の編みだした「連想法タロットリーディング法」を商業出版した場合、膨大な中身になります。
連想は個人の体験によって異なるからです。
この点を如何に理解させるか?
書籍では限界があります。
また、膨大な内容なのですから、売れません。
では「売る」ためには、どのような内容にすれば良いでしょう?
答えは簡単です。
各々のタロットカードの「意味」を羅列すればいいのです。
このような背景があるために、生徒さん達・タロットを学ぼうとする方は、「タロットを習得するには意味を全部覚えなければ為らない!」と思い込んでしまうわけです。
では・・・「タロットの意味を覚える弊害」についてです。
これは由々しき問題です。
他人の人生を左右しかねません。
仮に貴方が凄い深刻な悩みを抱え、タロット占い師に占って貰ったとしましょう。
そのとき、そのタロット占い師は、ドローされたカードの意味を言って、貴方は納得できますか?
例えば、「・・・のような問題を抱え、どうしたら分からない。どうすればいいのでしょうか?」
という相談だとしましょう。
そこへ「死神」がドローされました。
「意味」を当てはめるならば、「死になさい」になります。
タロットを読む場合、何かのカードがドローされた場合、相談内容がアドバイスならば、「ドローされたカードのようにしなさい」という文法があります。

違う視点で考えて観ましょう。
工場のラインはご存知でしょう。
ラインから流れてくる製品に部品を組み付けていくわけです。
※工場の組み付けの作業員さんの職種を蔑視しているわけではありません。例えとして分かり易いから取り上げています。
意味を当てはめるタロットリーディングは、この製品の部品組み付けと同じです。
この作業から、アインシュタインの「相対性理論」が発見できるでしょうか?エジソンのような発明ができるでしょうか?
タロットの意味を覚えて、ドローカードに意味を当てはめるタロット占いは、単に「意味」を語っているのと同じなのです。
それは「鑑定」とは謂えません。
是非とも、「連想法タロットリーディング法」をマスターして、悩める相談者を助けるタロット占い師を目指して下さい。
By KOMACHI